こんにちは、iPhone修理エキスパート北松戸店です。

本日は、最も皆さんが目にしているスマートフォンのパーツである、画面（液晶パネル）について、お話します。

上の写真は、iPhone6の液晶パネルの部分にまで分解したものです。

このパネルの部分は、両端の端からちょっと力を加えるだけで割れてしまうほど脆いもので、これを守るために、何重もの保護がされています。

iPhoneのパネル修理を一度でもされた方はご存知だとはおもわれますが、この液晶部分が壊れている場合と壊れていない場合では、修理にかかる費用が変わってくるのです。※ほとんどの場合、壊れていない方が修理代金が安くなります。

ではなぜ修理費用が変わってくるのかというと、この液晶部分はリビルド（再組み立て）が可能だからです。修理業者は、お客から引き取った液晶が割れたものをリビルド業者に流し、その業者がリビルドしたものを修理業者に戻すという流れになっているのです。

このリビルドした物が、純正同等品と呼ばれるものになります。

それとは別に、多くの修理業者が取り扱っている純正パネルを模した液晶パネル、コピーパネルと呼ばれるものがあります。これに関しては国外から輸入している業者がほとんどで、そのの多くは中国で生産されていると言われています。

ここで問題になるのは、このコピーパネルは純正同等品と違い、品質がぜんぜん担保されていないということです。

上の写真はコピーパネル同士を比較したものです。右側がiPhone修理エキスパート北松戸店で使用しているパネル、左側が他店で使用されているパネルです。

画面の明るさにあきらかに差が出ているのが、お分かりになるでしょう。サングラスを通してみるとさらに違いがハッキリとでます！

同じコピー品でもこのように品質に大きく差があるため、修理の際には注意が必要です。

安いからの言って安易にコピーパネルを選んでしまうと、あとで後悔するはめに、、、

そうならないためには、事前にコピーパネルの質を店頭で目で確認するのが最も良いのですが、そのサービスを行ってくれる業者はまだそれほど多くありません。
（コピーであっても一度使うと、中古品となってしまうために業者は嫌がります。）

では、どうやって品質を見極めるのか？

一つの指標となるのが、修理を行った際の保証期間です。

当然のことですが修理業者は、修理に使用するパネルの品質をユーザー以上に把握しています。品質に自信があるものは長期の保証を、品質に自信のないものは短期の保証と定めていると考えてよいでしょう。

長期保証は自信の表れ、目安となる保証期間は1ヵ月で、それ以下の場合は要注意です。

みなさまが修理を行う際の業者選びの一助となれば幸いです、それでは。